▶ ベトナムの中秋節の慣習 【玉】
子供頃に中秋節の慣習を両親に教えてもらいました。
ベトナムでは、中秋節は TET TRUNG THU (テット チューン ツ)と呼ばれています。
これはクオイ(CUOI)という男性の伝説が起源となっています。
クオイさんは心が良い人なので、仙人が薬草をくださいました。
彼は薬草(ガシュマルの木)の葉っぱで周りの人たちの病気を治してあげました。
でも、この木をしっかり守って、きれいな水をやらなければなりません。
もし、ルールを守らないと、木は月へ帰ると言われました。
ある日、彼の妻はうっかり聖なるそのガシュマルの木に尿をして、木を冒涜してしまいました。
そしてその木の枝に座った時、木は成長を始め、とうとうクオイの妻を乗せたまま月まで伸びてしまいました。
毎年中秋節の間、八月の十五夜に子供たちは灯籠を灯して行列を作り、クオイの妻に地球へ帰る道を教えています。
八月の十五夜に私たちは集まり、灯籠を灯したり、遊んだりします。大人は中秋の満月を見ながら月餅を食べて話します。
そういうことはいつも私の思い出になっています。
今年の中秋節は友達とボランティア団体に参加して、ラム・ドン省で小学校の児童たちに中秋節の行事を行いました.
2018年9月22日の夜に出発して、2018年9月23日の午前4時に到着しました。
みなさんプレゼントとかお菓子とかゲームを準備しておきました。
もちろんプレゼントは灯籠と月餅も含み、他は鉛筆とボールペンとノートもありました。
児童たちは楽しみにして早く集まり、笑顔で待っていました。
私の友達はクオイに仮装して、児童たちと踊り、歌を歌ったりゲームをしたりしました。
最後はプレゼントをあげました。
子供たちの幸せな顔を見ると、自分も幸せです。
また会いましょうね!
玉