▶ ベトナムの民族衣装 アオヤイ 【ニー】


一日中雨が降っていた。


今日は、ベトナムの伝統的な衣装について紹介したいと思う。


ベトナムの伝統的な衣装は「AO DAI」であり、正装として着用するベトナムの民族衣装だ。地域によって、表記が変わり、発音がちょっと違う。

 

北部で「アオザイ」と発音するが、南部では「アオヤイ」と発音する。

 

大切なイベントの時に、ベトナム人は、アオヤイを着なければならないのだ。

 

例えば、旧正月(テト)の日や結婚式などに、女の人は綺麗なアオヤイを着るチャンスだ。

 

特に花嫁としてアオヤイを着ないで、ベトナムの結婚とは言えない。

 

昔は、男性も女性もアオヤイを着た。

 

でも、今、アオヤイは女性の専用衣装になっていった。男性は重労働をするので、アオヤイを着るのは不便という理由で、アオヤイを着なくなった。

 

今の男性がアオヤイを着ない理由は、私はこの理由だと思う。

 


アオヤイを作る布は、普通は絹又はシフォン(chiffon)で、布の上に花等色々な模様が刺繍される。

 

鮮やかな色がよく選ばれる。

 

テトの日に、中心地域へ行くと花のようにたくさんのアオヤイを着る女の人が写真を撮る風景が見られる。

 


3年前ぐらい、生徒たちは、毎週月曜日、アオヤイを着なければならなかった。

 

公務員も同じだ。

 

でも、今では、ホーチミン市で、いくつかの特別学校以外、アオヤイを着る規制はなくなった。

 

ホーチミン市の天気はアオヤイを着るのに合わないからである。

 

暑過ぎて、雨もよく降る。若い女性がしなやかな白いアオヤイを着て学校へ行くイメージが見れなくなってちょっと残念だ。

 

 


チャンスがあったら、一度アオヤイを着てみてね~

 

 

 

 

 

ニー

 


2018年10月08日|カテゴリー:ベトナムの慣習・伝統